倉敷を、夢が叶う
聖地にしたい

「くるま座」有鄰庵 創業者
現在ゲストハウス開業アドバイザー
中村 功芳さん

 有鄰庵は倉敷市本町にある築百年の古民家ゲストハウスです。「経済的な豊かさを超える、心の豊かさ」をコンセプトに、心の豊かさを感じられるようおもてなしをしています。また有鄰庵は夜になると古民家にある樹齢九〇〇年のトチノキのテーブルを囲んで「くるま座」を開きます。ここでは集まった人たちが、自由なテーマで語り合います。 今回は「くるま座」有鄰庵創業者現在、ゲストハウス開業アドバイザー中村功芳さんにお話を伺いました。

つよいエネルギーを持った人が集まるまち

 「くるま座」という言葉は、「多くの人々が輪のように内側を向いて並んで座ること」を意味しています。ここにエネルギーをもった人が集まり、意見交換することで、新しい発想が生まれるかもしれません。 また、私は倉敷を「夢が叶えられる聖地」にしていきたいと思っています。倉敷は文化度が高く、自分の生き方を持った個性あふれる人たちが住んでいるので、やりたいことをやるには魅力的なまちだと思うし、自分が将来何をしたいのか考えられる場所にもなると思います。 「くるま座」はその中のひとつなのですが、倉敷にとどまらずもっと全国に広がって共有していきたいですね。

 確かに、倉敷の方のお話を伺っていると、私たちも自分のやりたい事や、できる事について考える機会が増えました。やりたい事が出来るだけではなく、見つけられる場所というのも倉敷の魅力なのだと思いました。

中村 功芳さん